「死ぬと思った」ミャンマー軍が市民に拷問、拘束者や離脱兵が証言

ミャンマー軍を離脱し、インドに逃れた元士官候補生の男性/CNN

ミャンマー軍を離脱し、インドに逃れた元士官候補生の男性/CNN

男性はその晩、自分のライフル銃を壊して発砲できないようにした。それでも市民に対する暴行に加わることは避けられなかった。

「我々に自宅を急襲され、暴行された人たちは泣いていた。近隣の住民も分かっていたが、わざわざ夜間に出て来ない。窓越しに我々を見た相手には出てくるよう求め、彼らも殴った。軍は急襲した全ての家で過失を見つけて暴行する」

兵士は恐怖の文化に支配されていて、たとえ不満があっても何も言うことができないと男性は証言する。

夜間外出が禁止されている午後8時以降に外出している人がいれば、誰であれ尋問して暴行する。逃げれば上官が銃撃を命じる。相手が女性でも子どもでも容赦はしない。「私が見かけた最年少の子どもは10~11歳くらいの男の子だった」

多くの家族や活動家と同様に、この男性も、負傷したデモ参加者が拘束され、治療を受けられないまま死亡していると証言した。

「撃たれた人が逮捕されても、治療は一切受けられない。撃たれた時にはまだ生きていても、治療を受けられないので失血死する。軍は遺体を家族に返す」

男性はデモ参加者の家族に対する残虐さに耐えられなくなって軍からの離脱を決意し、ヤンゴンからインドの国境へとたどり着いた。「毎晩、人々が暴行されるのをこれ以上見ていられなかった」「自分たちが殺したいと思えば誰でも殺す。それが彼らだ」

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