石油精製施設で火災、激しく吹き上がる炎 インドネシア

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石油精製施設で火災 インドネシア

(CNN) インドネシアの西ジャワ州にある石油精製施設で29日午前、大規模な火災が発生し、複数の負傷者が出た。周辺地域では住民千人近くが避難を余儀なくされた。

火災の様子を伝える動画には、施設から勢いよく火の手が上がり、大量の黒煙が立ち上る様子が映っている。

地元住民の一人は取材に対し、ものすごい轟音(ごうおん)が聞こえて初めはサイクロンかと思ったが、炎が非常な高さに吹き上がっているのが見えたと説明。空に向かってそそり立つようだったと語った。

火災が起きたのは国営石油企業のプルタミナが運営するバロンガン製油所。同社は火災について、防災壁の内側でせき止めておくことが可能で周囲への延焼は防げると述べていた。

同社によれば、石油製品の供給に問題は生じていない。火の手が及んだのがタンク部分のみで、施設内の主要な設備である処理プラント数基が影響を受けていないためだという。

火災の原因は現在も調査中とされる。

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