スエズ運河で大型コンテナ船座礁、運河ふさがれ船舶航行できず

スエズ運河で大型コンテナ船座礁

エジプト・カイロ(CNN) 世界の海上交通の要衝、エジプトのスエズ運河で大型のコンテナ船が座礁して運河をふさぎ、船舶が通行できなくなった。タグボート8隻が出動して同船を移動させる作業を続けている。

スエズ運河当局の24日の発表によると、パナマ船籍の大型コンテナ船「エバーギブン」(全長400メートル、幅59メートル、22万4000トン)は強風と砂嵐のために視界が悪化して座礁した。同船はオランダのロッテルダムへ向かう途中だった。

運航会社などによると、同船は現地時間の23日午前7時40分ごろ、地中海へ向けて運河を北上する途中で座礁して、運河をふさぐ形で身動きできなくなった。

衛星や海運データをもとに船舶を観測しているタンカー・トラッカーによると、この事故の影響で付近にいた他の船舶も足止めされ、サウジアラビア、ロシア、オマーン、米国の石油を輸送するタンカーが両側で待機しているという。

港湾当局によると、運河を北上していた後続の15隻が停泊し、南へ向かう船舶も通行できなくなっている。

スエズ運河当局によると、同運河は2020年の1年間で約1万9000隻(純トン数11億7000万トン)、1日当たり平均で51.5隻が通過していた。

エジプト当局者は24日、同船を移動させるには少なくとも2日はかかる可能性があると語った。

スエズ運河当局の関係者はCNNの取材に対し、大型コンテナ船を再浮上させることは「技術的に非常に困難」と指摘、「やり方が適切でなければ1週間かかるかもしれないし、うまくやれば2日かもしれない」と予想している。

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