木炭に隠された2トンのコカインを押収、12人逮捕 スペイン

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2トンを超えるコカインがスペインのアルヘシラス港で押収された/Policia Nacional

2トンを超えるコカインがスペインのアルヘシラス港で押収された/Policia Nacional

(CNN) スペイン警察が2トンを超えるコカインを押収し、南米のパラグアイやブラジルとつながった大規模な麻薬密輸に関連したとみられる12人を逮捕したことがわかった。

スペイン国家警察の18日の発表によれば、密輸網の捜査は1年以上にわたって行われた。密輸網のメンバーは合法的な事業を立ち上げ、密輸を隠そうと画策していた。

2065キロのコカインは4万キロの木炭の貨物に隠されていたが、スペイン南部のアルヘシラス港で押収された。

捜査は2020年初頭から始まり、スペインのムルシアやセビリアを拠点とする組織のメンバーを特定した。メンバーは合法的に見える事業を立ち上げ、南米からバルセロナ港に数十個の木炭の貨物を輸入していた。

しかし、在庫の問題や新型コロナウイルスの流行などの影響で、昨年4月半ばに活動の場所をアルへシラス港に移していた。

警察は、ブラジルとパラグアイでコカインの出荷の調整を行っている2家族の主要なメンバーを含む密輸網の全容を明らかにしていった。

警察によれば、密輸網の主犯格は関与を隠すために人を雇い、バレンシアでマネーロンダリング(資金洗浄)を行っている知り合いが事業のオーナーとの間の使者として活動していた。

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