K2に挑んだスペインの登山家転落死、ネパール登山隊は初の冬季登頂に成功

亡くなったスペイン人登山家のセルジ・ミンゴテさん/From Sergi Mingote/Instagram

亡くなったスペイン人登山家のセルジ・ミンゴテさん/From Sergi Mingote/Instagram

(CNN) 世界第2の高峰K2の冬季登頂に挑んでいたスペインの登山家セルジ・ミンゴテさんが死亡した。スペインのサンチェス首相が16日に明らかにした。ネパール人10人の登山隊は同日、K2の冬季登頂を初めて成功させた。

サンチェス首相はミンゴテさんについて、「真冬にこの山を制した初の登山隊に加わることで歴史を作り続けたいと望んだ。悲劇的な事故が彼の生命を終わらせた」とツイートした。

ミンゴテさんの公式インスタグラムには「セルジよ安らかに。今日から新たな登頂が始まる」と書き込まれた。その前日にミンゴテさんは、登頂27日目で7000メートルに到達したと発表していた。

K2冬季登山隊を率いるネパール人登山家は、ミンゴテさんが「突然倒れた」と話している。「彼のGPSトラッカーに予想外の動きがあり、彼が大きく滑落するのが見えた。現場にいたメンバーがすぐに事故を確認したが、彼を助けるためにできることはもうほとんどなかった」

K2はパキスタンと中国の国境にまたがる高峰で標高は8611メートル。登山家の間では登頂が困難な高峰として知られ、自然の過酷さから「残酷な山」の別名で呼ばれている。

世界最高峰のエベレスト(8848メートル)を制した登山家が4000人を超えているのに対し、K2の頂上に立った登山家は、1954年から2018年まででわずか350人。少なくとも77人が登頂に挑んで命を落とした。

ネパール人10人の登山隊は16日にK2の頂上に到達した。冬季の登頂成功は初めて。8000メートル級の高峰の中で、冬季登頂が未達成だったのはK2だけだった。

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