化学工場のガス漏れで11人死亡、数百人が入院 インド

化学工場のガス漏れで11人死亡、インド

(CNN) インド南部アンドラプラデシュ州にある韓国LG系のLGポリマーズの化学工場で7日、ガス漏れが発生し、当局によると少なくとも11人が死亡、数百人が入院した。

現場の映像には、地面に倒れて意識を失った状態の人々が映っている。中にはひっくり返ったオートバイや車両のすぐ近くに横たわる人もいる。

当該の工場は3000~4000人が暮らす村の近くに位置する。州の災害対策部隊の責任者によると、ガスは工場の煙突から漏れた後、風に乗って周囲に運ばれた。影響を受けた地域の住民は1万人に上り、約5000人が避難を余儀なくされたという。

工場のガス漏れ発生を受けて避難する人々/-/AFP/AFP via Getty Images
工場のガス漏れ発生を受けて避難する人々/-/AFP/AFP via Getty Images

警察によると少なくとも285人が入院した。病院への搬送には救急車、警察車両、州の派遣したバスなどを使用した。道路は自力で工場から離れようとする人たちであふれ、けが人や意識不明の人を抱えて走る人も大勢いた。

警察は救急活動の終了を発表。ガス漏れはすでに封じ込められていることを確認した。

ガス漏れの原因は現時点でわかっていないが、工場は新型コロナウイルス感染拡大に伴う封鎖措置のため最近まで閉鎖されていた。措置の緩和を受け、再稼働の手順を進めていたところガス漏れが発生したとみられている。

漏れたのは可燃性液体のスチレンから発生したガスとされる。スチレンはスチロール樹脂や繊維ガラス、ゴムなど様々な工業製品の材料になる。

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