米NY州、新規入院患者が最少に 知事「危機脱していない」

米ニューヨーク州の新型コロナによる新規入院患者が流行開始以来最少になった/Spencer Platt/Getty Images

米ニューヨーク州の新型コロナによる新規入院患者が流行開始以来最少になった/Spencer Platt/Getty Images

(CNN) 米国で新型コロナウイルス感染拡大の中心地となっているニューヨーク州のクオモ知事は9日、新規入院患者が流行開始以来、最少になったと明らかにした。一方で、これは「第1波」に過ぎないとして引き続き警戒を呼び掛けている。

クオモ氏は記者会見で、「まだ危機を脱したわけではない」とも指摘。自宅待機などの措置に従うことで人命を救うことができているが、こうした措置の順守をやめた途端、感染者が急増して病院は再びパンク状態に陥るだろうと述べた。

米国ではこれまでに46万1400人以上の感染が確認され、少なくとも1万6478人が死亡している。各地の州が自宅待機命令を発出したことで、多くの労働者の仕事がなくなったほか、医療従事者は増加する患者の治療に追われている状況だ。

ニューヨーク州の感染者数は15万1000人を超える。ただ、9日の新規入院患者は約200人にとどまり、「この悪夢が始まって以来、最少になった」(クオモ氏)

一方で、この日のニューヨーク州の死者は799人と過去最多を記録した。クオモ氏は、死亡する患者は入院期間が最も長いため、死者数は遅れた指標だとしている。

クオモ氏以外の知事も口々に、「ソーシャル・ディスタンシング」(社会的距離の確保)が奏功していることは心強いと語った。

コネティカット州のラモント知事は、中小企業経営者との電話会談で、新規入院患者が2週間ぶりの低水準になったと説明。アーカンソー州のハッチンソン知事も、他の南部の州に比べて10万人当たりの入院患者数が最も少ないことを明らかにした。

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