停戦中のシリア北西部で空爆 15人死亡、60人負傷

空爆された現地で捜索を行う人々=15日、シリア北西部/Anas Alkharboutli/picture-alliance/dpa/AP

空爆された現地で捜索を行う人々=15日、シリア北西部/Anas Alkharboutli/picture-alliance/dpa/AP

(CNN) シリア北西部の反体制派支配地域で15日、空爆があり、少なくとも15人が死亡、60人が負傷した。現地の活動家と救助ボランティア組織「シリア民間防衛隊(通称・ホワイトヘルメッツ)」が明らかにした。

トルコ国防省によると、シリア北西部ではトルコとロシアが仲介した停戦が12日に発効したばかりだった。

北西部イドリブ市に拠点を置く活動家によると、空爆は市内の市場や工業地帯に対して実施されたという。報道では、依然がれきの下敷きになっている人がいると伝えられている。

イドリブ近郊の町の住民は、一帯が2度にわたり標的になったと語った。15日には一日中、航空機が上空を飛んでいたという。

ホワイトヘルメッツはツイッターで、停戦発表後に十数回の違反を確認したと説明。同組織のメンバー1人も死亡したとし、空爆を行ったのはロシアだと批判した。

ホワイトヘルメッツはCNNに寄せた声明で、「ロシアはまたもシリアの停戦を尊重しない姿勢を示した」と指摘。今回の停戦も失敗に終わった過去の同様の合意の繰り返しに過ぎないとしている。

ロシア国防省のコメントは得られなかった。

シリアではここ数カ月、アサド政権軍がロシアの空からの支援を受け、北西部への攻撃を強化している。北西部は反体制派の最後の牙城(がじょう)で、300万人以上のシリア人が暮らす。

シリア政府は、攻撃の標的はイドリブのテロリストだと主張。ただ、複数の国際援助組織は昨年12月、攻撃が続いた場合、数十万人の民間人が住む場所を追われる可能性があると警告していた。

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