オクトーバーフェストで電動バイクの酒気帯び運転、数百人が免停 ドイツ

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祭典会場に向かう道の写真。「電動スクーター禁止」との看板の横に電動スクーターが止められている/Angelika Warmuth/ picture alliance via Getty Images

祭典会場に向かう道の写真。「電動スクーター禁止」との看板の横に電動スクーターが止められている/Angelika Warmuth/ picture alliance via Getty Images

(CNN) ドイツ警察は7日、ミュンヘンで開かれた世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」の期間中に、数百人が電動スクーターの酒気帯び運転で摘発され、運転免許を失ったと発表した。

警察の発表によると、計414人が酒気帯び運転で摘発され、254人は運転免許の停止や取り消しの処分を受けた。32件についてはパトロール中の警官が介入して飲酒運転を阻止した。

ドイツで今年6月に合法化されたばかりの電動スクーターは、電動自動車に分類されており、酒気帯び運転を禁じた法律は電動スクーターを運転する場合にも適用される。

今年のオクトーバーフェストは9月19日~10月4日まで16日間にわたって開催された。警察はこの期間中、新たな課題として浮上した電動スクーターに目を光らせていた。

会場内での電動スクーター乗り捨てを防ぐため、会場内ではスクーターのレンタルアプリからログアウトできないようにする措置を講じ、市内各所に乗り捨てられたスクーターは毎晩撤去作業を行った。

電動スクーターは都市の人口増大に伴い、新しい輸送手段として世界各国で注目されている。

しかし道路や人が集まる場所に山積みにされたり、危険を生じさせることもあり、当局が対応に苦慮している。

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