チェコ首都で大規模デモ、バビシュ首相の退陣を要求 

デモ参加者はバビシュ首相の退陣などを求めている/Getty Images/Getty Images Europe/Getty Images

デモ参加者はバビシュ首相の退陣などを求めている/Getty Images/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) チェコの首都プラハで23日、バビシュ首相の退陣などを求める大規模なデモが実施された。主催者によると、1989年に共産党政権が崩壊したビロード革命以来、最大の規模となった。

デモ隊はバビシュ氏とベネショバ法務相の退陣を要求。主催者発表によると25万人が、プラハ旧市街を見渡すレトナー公園に集結した。ビロード革命でも大規模デモの舞台となった場所だ。

議会では26日、野党が出しているバビシュ氏の不信任案が採決にかけられる。

バビシュ氏は実業家出身でポピュリズム(大衆迎合主義)の傾向が指摘され、地元メディアに「チェコのトランプ」とも呼ばれる人物。同氏が経営する農業関連の企業グループが欧州連合(EU)から不正に補助金を受け取っていた疑いで、検察が起訴を検討している。

これとは別に欧州委員会が、EU補助金をめぐる利益相反の疑いを調べている。

デモ隊は、バビシュ氏の企業に対する補助金など優遇措置の停止も要求。さらに同氏が共産政権時代、秘密警察の工作員を務めていたとの疑惑に対しても、「受け入れられない」と抗議の声を上げた。

レトナー公園に集まったデモ隊=6月23日/MICHAL CIZEK/AFP/Getty Images
レトナー公園に集まったデモ隊=6月23日/MICHAL CIZEK/AFP/Getty Images

ただしバビシュ氏は、数々の疑惑にもかかわらず有権者の間で高い支持率を維持してきた。先月の欧州議会選挙では、同氏が率いる与党ANOが21%の得票率で勝利した。

主催者側は今後もさらにデモを続けるとの構えを示している。

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