英エリザベス女王、セルフレジの使い方を視察 SNS管理者も募集
ロンドン(CNN) 英エリザベス女王は22日、大手スーパーマーケット、セインズベリーの開業150年を祝う式典に出席し、セルフレジの使い方について説明を受けた。
今や世界各国で普及しているセルフレジ。スタッフがエリザベス女王に使い方を説明すると、女王は熱心に耳を傾け、冗談半分に、機械をだますことはできるのかどうか尋ねていた。CNN系列局のITVによると、自らセルフレジを使ってみることはしなかった。
女王はこの日、ロンドンのドルリーレーン地区にあるセインズベリー1号店の近くで、1860年代の店舗を再現した店を視察した。
開業当時の1号店はバターと卵の専門店で、基本的な食材しか扱っていなかった。しかし今のセインズベリーは巨大企業へと成長している。
ITVによると、エリザベス女王は創業者夫婦の子孫のデービッド・セインズベリー氏と面会した。
英王室はインターネット上でもエリザベス女王の存在感を高めたい意向で、今月に入ってソーシャルメディア管理者の募集に乗り出している。
王室の求人サイトに掲載された情報によると、募集しているのは「デジタルコミュニケーション責任者」の職種で、「一般の目、および世界のステージにおいて、女王の存在感を保つための新しい手段」を見つけ出す役割を担う。