クロスボウで撃たれ3人死亡、さらに2人の遺体発見 ドイツ

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クロスボウによる死亡事件をめぐり、さらに2人の遺体が発見された/CHRISTOPHE GATEAU/DPA/AFP/Getty Images

クロスボウによる死亡事件をめぐり、さらに2人の遺体が発見された/CHRISTOPHE GATEAU/DPA/AFP/Getty Images

(CNN) ドイツ南東部バイエルン州のホテルで先週、クロスボウ(洋弓銃)で撃たれた男女3人の遺体が発見され、当局が捜査を進めている。13日には死者のうち1人のアパートから女性2人の遺体が見つかったとされ、なぞはさらに深まるばかりだ。

バイエルン州の検察によると、オーストリア国境に近い同州パッサウのホテルで11日、清掃係が3人の遺体を発見した。

検視後の発表によると、3人ともクロスボウで撃たれていた。頭と胸の5カ所を撃たれた男性(53)と、同じく2カ所撃たれた女性(33)が手をつないだままベッドに横たわり、のどを撃たれた別の女性(30)が床に倒れていた。

3人は10日からホテルに滞在していた。室内から争った跡や遺書などは見つかっていない。

このうち1人が住んでいた北西部ニーダーザクセン州ビッティンゲンのアパートで、さらに女性2人の遺体が見つかった。

ホテルからアパートまでは約640キロ離れている。部屋の郵便受けがあふれ、異臭がするという近隣住民の通報を受け、出動した警察が発見した。

警察の報道官は仏AFP通信に、こちらの2人はクロスボウによる殺害ではないと語った。14日に発表された検視結果によると、暴力で外傷を負った形跡はみられなかった。1人は35歳の教師、もう1人は19歳だったことが判明している。

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