アフガン首都でNGO狙うテロ、4人死亡 タリバーンが犯行声明

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爆発により舞い上がる黒煙=8日、アフガニスタン・カブール/Rahmat Gul/AP

爆発により舞い上がる黒煙=8日、アフガニスタン・カブール/Rahmat Gul/AP

(CNN) アフガニスタンの首都カブールで8日、非政府組織(NGO)が襲撃されるテロ事件があり、当局によると5人が死亡、24人が負傷した。

事件直後に反政府武装勢力タリバーンが犯行を認める声明を出した。

内務省によると、現地時間の8日正午前、米NGO「カウンターパート・インターナショナル」のオフィス前で、爆発物を積んだ車両が爆発した。

テロ組織のメンバー4人は同NGOのオフィスに侵入。その後現場に到着したアフガン特殊部隊と5時間近くにわたった戦闘の末、4人全員が死亡した。

同NGOの職員200人は、アフガンの部隊によって救出された。死者には女性1人と特殊部隊の隊員1人が含まれる。

タリバーンの報道官は、この事件への関与を認めた。

カウンターパート・インターナショナルは米国を本拠とするNGOで、市民の社会参加や社会的平等の推進に力を入れている。アフガニスタンでは12年前から活動しているが、今回のような襲撃を受けたのは初めてだったという。

米国とタリバーンの間では断続的な和平交渉が続いているが、7日には在カブールの米大使館が、「予告なしにいつ攻撃が起きてもおかしくない」として米国人に警戒を促していた。

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