ドジャースが本拠地で歴史的大敗、アストロズに17点差で敗れる
(CNN) 米大リーグのロサンゼルス・ドジャースは4日夜、本拠地ドジャースタジアムでヒューストン・アストロズに1―18で大敗し、本拠地での史上最悪の黒星を喫した。
ドジャースが本拠で17点差をつけられて負けたのは、当時ブルックリンを本拠にしていた1947年7月3日、ニューヨーク・ジャイアンツに2―19で敗れて以来となる。スポーツ専門局ESPNが伝えた。
デーブ・ロバーツ監督は「できるだけ早く忘れたい試合だった。今夜は収穫がほとんどなかった」と述べた。
アストロズのホセ・アルトゥーベが2本塁打を含む3安打、2四球、4得点、5打点と爆発。2017年ワールドシリーズでドジャースを破った際の「サイン盗み」の問題もあって、ドジャースタジアムの観客からは終始ブーイングを浴びた。
ドジャースの先発ベン・カスペリアスは3回を投げ、被安打9、被本塁打3、失点6と苦戦。ロバーツ監督は「60球ほど投げたかもしれないが、思い通りに投げられたのはほんの一握りだった」と振り返った。

ドジャース先発のカスペリアは3イニングしかもたなかった/Eric Thayer/Getty Images
試合はパドレスの先頭打者アイザック・パレデスに初球を本塁打されて幕を開けたが、本格的な投壊は六回だった。アストロズはこの回にアルトゥーベの3ランなどで10点を挙げた。1イニング10失点はドジャースが今世紀に喫したワースト記録で、1999年4月のセントルイス・カージナルス戦で三回に11点を許して以来の大量失点となった。
ドジャースは二回、ウィル・スミスのソロ本塁打で1点を返すのが精いっぱいだった。