過労死に追い込まれる韓国の労働者<上> 人生を取り戻せるか

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韓国は世界でも労働時間の長い国だ/ED JONES/AFP/AFP/Getty Images

韓国は世界でも労働時間の長い国だ/ED JONES/AFP/AFP/Getty Images

しかし、チェさんの勤務時間を証明する業務日誌はなく、労災であることの立証は難しかった、とパクさんは振り返る。

突破口となったのは、チェさんが毎日通る高速道路の料金所だった。幸い、料金所に設置された監視カメラが撮影した時刻付きの映像が残っていたのだ。しかし、チェさんは、毎週土曜日は別の職場で勤務していたため、死亡当日の映像は入手できなかった。

韓国の法律は過労死を正式には認めていないが、勤労福祉公団は3カ月間、毎週60時間以上働いている時に発症した致命的な心臓発作や脳卒中については労災補償の対象とみなしている。

パクさんは、チェさんの土曜日の勤務時間は証明できなかったが、チェさんが亡くなるまでの数週間、チェさんの勤務時間が180時間をはるかに超えていたことを証明し、勤労福祉公団から労災認定を受けることができた。

次回「過労死に追い込まれる韓国の労働者<下> 緩やかな前進」は12月24日公開

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