COP24開幕、アッテンボロー氏が「文明崩壊」を警告

気候変動、放置なら「文明崩壊」とアッテンボロー氏

(CNN) 地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の始動に向け、運用ルールの策定を目指す国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)が2日、ポーランド南部カトビツェで開幕した。3日の開会式では、英国で自然番組の制作を手掛ける動物学者のデービッド・アッテンボロー氏が、気候変動を放置すれば人類の文明は崩壊する恐れがあるとの警告を発した。

国連はCOP24に先立ち、一般市民から気候変動に関する意見を募っていた。アッテンボロー氏は市民代表として会議に出席。「世界の人々からのメッセージは明白だ。時間切れが迫っている。人々の望みは、意思決定者の皆さんが即刻行動することだ」「我々の文明と、我々の依存する自然界の存続は、皆さんの手にかかっている」と訴えた。

アッテンボロー氏はまた、CNNとのインタビューで、人類は地球に「前例のない」規模の影響を及ぼしてきたと強調。「我々は自分たちのしたことを認め、責任を自覚する必要がある」と述べた。

米国のトランプ政権がパリ協定からの離脱を表明していることについては「米国以外の世界全体が行動を起こそうと結束しているが、米国の発言力は非常に強い」と指摘。「どうか我々の仲間に入ってほしい」と呼び掛けた。

開会式ではこのほか、オーストリアのファンデアベレン大統領に促され、米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー前知事も急きょ登壇。「米国の首脳がやや遅れているのは確かだが、米国がパリ協定から脱落したという言い方は正しくない」と述べ、州や市レベルでの取り組みを強調した。

国連のグテーレス事務総長は開会式に先立ち、「現世代の指導者たちは将来、この問題への取り組みによって評価されることになる」と語った。

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