G20首脳会議開幕、トランプ氏は各国首脳と会談

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トランプ米大統領。G20サミット出席のためアルゼンチンを訪問

トランプ米大統領。G20サミット出席のためアルゼンチンを訪問

ブエノスアイレス(CNN) 主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が30日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開幕した。

トランプ米大統領は現地に向かう機中で、ロシアのプーチン大統領との会談を中止する決定を下した。ただ、元個人弁護士のマイケル・コーエン被告がトランプ氏のロシア事業について新たな主張を展開したことで、外遊先にもロシア疑惑の影が付きまとう形となっている。

トランプ氏は30日、ツイッターで改めてコーエン氏の件に言及し、大統領候補時代の事業を「合法的でクール」と形容した。

ホワイトハウスのサンダース報道官はその数時間後、ロシアをめぐる「魔女狩り」を批判する声明を発表。「魔女狩りは非常にうまくいっている。遺憾ながらロシアとの関係を損なっているのではないか」と述べた。

ロシア大統領府の報道官はこれに先立ち、国営メディアに対し、プーチン氏とトランプ氏が「短い即席の会談」を行うと主張した。

両首脳はG20の場で会って握手を交わす公算が大きいが、ホワイトハウスの当局者は、会談は予定していないと説明。報道官の発言はロシア側が「体面を保とうとした」ものとみられると述べた。

トランプ氏は29日深夜にブエノスアイレスに到着し、大統領就任から2年近くで初めて南米の地に立った。1日には中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談が予定されている。

30日朝には、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に署名。また、アルゼンチンのマクリ大統領と朝食を共にしたのを皮切りに、首脳会議の合間を縫って次々と2国間協議を行った。

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