ロシア、9月に旧ソ連以降最大規模の軍事演習 中国も参加

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ロシアは旧ソ連崩壊後で最大規模となる軍事演習の実施を計画している/Sean Gallup/Getty Images

ロシアは旧ソ連崩壊後で最大規模となる軍事演習の実施を計画している/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) ロシアは来月、旧ソ連崩壊後で最大規模となる軍事演習を実施することが分かった。中国とモンゴルからも数千人の兵士らが参加する。中ロ両国の国防当局が20日に発表した。

この演習は「ボストーク2018」と呼ばれ、シベリアなどで実施される。ロシアのショイグ国防相は20日の声明で、範囲と参加人数の両面で「前例のない規模」になると述べた。ソ連史上最大級だった1981年の軍事演習「ザパド81」以来の規模だとも説明した。

4年前の「ボストーク2014」には兵士15万5000人、兵器や車両8000点が動員された。今年はこれをさらに上回る見通しだ。

中国国防省によると、同国からは9月11~15日に兵士3200人、兵器900点、航空機とヘリコプター30機などが送り込まれる。同省は声明で「第三国を標的とした演習ではない」と強調した。

ロシア極東ウラジオストクでは同じ時期に、同国政府が主催する「東方経済フォーラム」が予定され、中国の習近平(シーチンピン)国家主席も出席することになっている。

ショイグ氏は来月の演習に向け、航空部隊に重点を置いた臨戦態勢の抜き打ち検査と特別演習の実施を指示した。

ロシアと中国はそれぞれ近年、軍備の近代化を加速させている。

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