米朝首脳会談、候補地5カ所を検討 トランプ大統領

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米朝首脳会談に候補地5カ所を検討しているという=jeff Weinstein/Getty Images

米朝首脳会談に候補地5カ所を検討しているという=jeff Weinstein/Getty Images

フロリダ州ウェストパームビーチ(CNN) 米国のトランプ大統領は17日、記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談の候補地として、5カ所を検討していることを明らかにした。

トランプ大統領はこの日、フロリダ州ウェストパームビーチにあるトランプ大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」で日本の安倍晋三首相と会談。米朝間では既に「非常にハイレベルな」協議が進んでいると述べ、「我々は直接的な協議を行ってきた」と語った。

2日間にわたる日米首脳会談では、北朝鮮問題が中心的な議題となる。両首脳とも、北朝鮮問題や貿易問題に関する食い違いの解消を目指したい意向。

トランプ大統領は、米朝首脳会談が米国で開かれる可能性は否定したものの、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

一方、米当局者はこれまでに、首脳会談の候補地として、モンゴルの首都ウランバートル、南北間の非武装地帯、ストックホルムやジュネーブなど欧州の中立国の首都、済州島や船上などの海上、シンガポールやマレーシアなどの東南アジア、韓国の首都ソウル、北朝鮮の首都平壌などの可能性を挙げていた。平壌はありえなさそうに思えるが、米当局者は可能性を排除していない。

トランプ大統領が安倍首相を別荘に招くのは、昨年に続いて今回が2回目。18日にはゴルフも予定している。

昨年2月の会談では、北朝鮮が強行した中距離弾道ミサイルの発射実験を両首脳が非難していた。しかしそれから14カ月たった今、トランプ大統領は金委員長との会談の準備を進め、安倍首相は蚊帳の外に置かれた形になっている。

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