女子生徒不明、軍事作戦よりも解放交渉を優先 ナイジェリア

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先月のダプチでの襲撃では一部の女子生徒が難を逃れていた

先月のダプチでの襲撃では一部の女子生徒が難を逃れていた

ナイジェリア・ラゴス(CNN) ナイジェリアのブハリ大統領は14日までに、同国北東部ヨベ州ダプチで先月拉致された女子生徒たちの解放に向けて軍事作戦よりも交渉を優先していることを明らかにした。ブハリ大統領は「我々は慎重にやろうとしている。女子生徒たちが生きて帰ってくるほうがよい」と述べた。

イスラム過激派「ボコ・ハラム」は2月19日、ダプチの学校を襲撃し、少女110人を誘拐した。

ブハリ大統領によれば、女性生徒の解放に向けて国際的な機関や交渉人とも協力しているという。解放を目指している少女の中には2014年にボルノ州チボックから拉致された子たちも含まれている。

ボコ・ハラムが14年4月に16歳から18歳の少女276人を拉致したことに対して、国際社会から非難の声があがった。その後、ボコ・ハラムのメンバーとの交換で少女103人が解放された。しかし、まだ100人以上の少女が捕らわれの身となっており、居場所も分かっていない。

ブハリ大統領は週内にもヨベ州を慰問する予定。

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