英下院、EU法の「廃止法案」を可決

2017.09.12 Tue posted at 13:33 JST

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(CNN) 英下院は12日、欧州連合(EU)からの離脱を受けてEU法を英国の法律に置き換えることを目的としたEU法の「廃止法案」の採決を実施し、326対290の賛成多数で可決した。

EU離脱は2019年3月に行われる予定。今回の採決の結果を受けて、廃止法案の審議は議会の次の段階へと進む。

メイ首相は声明を発表し、「英国民の意志を後押しする歴史的な決定」と採決を評価。「やるべきことはまだあるが、今回の決定により強固な基盤を得て交渉に臨める」と語った。

廃止法案はEU離脱後の英国について、EUが新たに制定する法律に従う義務を持たないことなども盛り込んでいる。

最大野党労働党は、廃止法案によりEU離脱の際に支払う清算金などの事項について、閣僚らが議会以上の決定権を有することになると反発。自由民主党やスコットランド民族党(SNP)と連携し、法案の否決を目指していた。

来月予定されている下院での法案審議では、与野党議員らの圧力により複数の修正条項が加わる公算が大きいとみられている。

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