米司法長官、NSCメンバーへの「うそ発見器」使用を検討

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セッションズ司法長官が機密漏えい対策として「うそ発見器」の使用を検討している

セッションズ司法長官が機密漏えい対策として「うそ発見器」の使用を検討している

(CNN) セッションズ米司法長官が、国家安全保障会議(NSC)のメンバーを対象とした「うそ発見器」によるテストの実施を検討していることが11日までに分かった。トランプ政権で起きているとされる機密情報漏えいへの対策を念頭に置いたもの。同長官の見解に詳しい関係者がCNNに明かした。

具体的には、就任直後のトランプ大統領がメキシコのペニャニエト大統領並びにオーストラリアのターンブル首相と交わした電話会談の内容を漏らした人物を割り出す方法として、うそ発見器の使用を提案したという。

両会談の内容は1月にマスコミに流れ、8月初めには米紙ワシントン・ポストが会話の全記録を公開していた。

当該の会談内容にアクセスできる人物はごく限られており、誰が情報を漏らしたかについての絞り込みが可能であるとの考えから、セッションズ氏はこれらの事例をテストの対象にすることを望んでいると、同関係者は説明する。

同関係者は、テストの結果を理由にNSCのメンバーを解雇するのかどうかは不明としたものの、懲罰への懸念から当該のメンバーが漏えいを思いとどまるようになる可能性はあると指摘した。

セッションズ氏は今回の提案をホワイトハウスのスタッフとの会合の中で行ったが、すでにトランプ大統領やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)へ相談しているのかどうかはわからないという。

提案の詳細については米新興メディアのアクシオスが最初に報じていた。

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