安保理、北朝鮮制裁決議を全会一致で採択 石油輸出に上限

2017.09.12 Tue posted at 09:13 JST

[PR]

(CNN) 国連安全保障理事会は11日、北朝鮮に対する米国主導の新たな制裁決議を全会一致で採択した。

交渉の過程に詳しい米当局者によると、決議は北朝鮮への石油輸出に上限を設け、北朝鮮からの繊維製品の輸出を禁止する内容。さらに北朝鮮が外国へ派遣する労働者の新規契約禁止、密輸取り締まりの強化、外国との共同事業の禁止などが盛り込まれた。

米国は当初、石油の全面禁輸や金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の資産凍結、渡航禁止を含む厳しい制裁を提案していた。しかしその後示した修正案ではこれらを除外し、北朝鮮労働者の雇用などについても表現を緩めた。

当初案に対しては、常任理事国として拒否権を持つロシアと中国が難色を示していた。ロイター通信は同日、外交筋の話として、制裁案は中ロへの配慮から緩和されたと伝えた。

北朝鮮は安保理の採決に先立ち、厳しい制裁が採択されれば米国は「相応の代償」を払うことになると警告していた。

メールマガジン

[PR]