米軍、エジプト軍と合同軍事演習へ 「アラブの春」後で初

2017.08.17 Thu posted at 19:14 JST

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(CNN) 米国防総省当局者は17日までに、米軍が今年、エジプト軍との合同軍事演習「ブライトスター2017」に参加すると発表した。同演習の実施は、民主化要求運動「アラブの春」が中東諸国などで広がる中でエジプトのムバラク元大統領が放逐された2011年以降で初めて。

同当局者はCNNの取材に、参加する米軍兵士は約200人と述べた。近年における同演習の最後の実施は2009年だったが、当時は海兵隊兵士を含む約1300人が動員されていた。当局者は、エジプト軍による今回の演習への招請を感謝するとも述べた。

中東地域を担当する米中央軍の報道担当者によると、ブライトスターでは指揮所演習、野外訓練や上位幹部級のセミナーなどを行う。演習再開は両国軍の関係強化に寄与する他、最近の地域的な安全保障環境を考慮した演習を遂行することで地域の安全と安定に貢献すると強調した。

ブライトスターの過去は1980年代初期にさか上る。カーター元米大統領が貢献した米キャンプデービッドでの中東和平合意後に始まっていた。これ以降、2年ごとに行われていたが、ムバラク元政権の崩壊を受けた2012年以降、中止が続いていた。

エジプトでは2013年に軍のクーデターが発生。オバマ前米大統領は14年、エジプト政府による人権侵害疑惑を理由に同演習の見送りを決めていた。

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