ゼロ歳児の尊厳死巡る議論、トランプ大統領や法王も発言

赤ちゃんの尊厳死の是非、世界的議論に

ロンドン(CNN) 難病に侵され末期状態にある生後11カ月の赤ちゃんに対して治療を続けるべきか否かーー倫理的に重大な意味を持つこの問いかけが世界的な広がりを見せ、ローマ法王フランシスコや米国のトランプ大統領も自身の見解を表明する事態となっている。

議論の中心にいる赤ちゃんは英国のチャーリー・ガードちゃん。「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」という極めてまれな退行性の難病を患っており、医師団によれば脳に損傷を負い、見ることも聞くことも動くことも泣くこともできない。

医師団はチャーリーちゃんが生命維持装置なしに生きられる可能性はなく、尊厳死を認めるべきだと考えている。だが両親は米国で実験的な治療を受けるために退院させることを求めている。

この問題は、尊厳死と生命維持装置の使用に関する議論を再燃させた。

英最高裁と欧州人権裁判所は、病院がチャーリーちゃんの生命維持装置を外すことを認める決定を下している。

一方バチカンは2日に声明を出し、「最期まで子どもに寄り添い、治療に当たる」ことを両親に認めるべきだとのフランシスコ法王の見解を明らかにした。また4日にはバチカンが運営するローマの小児病院が受け入れを表明した。

トランプ大統領も3日、支援を申し出た。

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