若者の「避けられる死」、世界で1日3000人 WHO報告

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アフリカは世界で唯一、エイズウイルス(HIV)が今も死因の5位以内に入っている地域だ。このほかにも髄膜炎や下痢性疾患で死亡する若者が多い。

紛争や人道危機の影響で早いうちから大人と同じ責任を負わされ、収入を得たり弟や妹の面倒を見たりしている若者の健康状態も懸念される。学校に行けず、性労働や早婚を強いられる女子も多い。こうした場合は栄養失調や妊娠、性暴力、精神的問題で死亡する危険性が高まる。

報告書をまとめたWHOの医務官によると、若者の健康リスクには親の対応が大きく影響することを裏付ける強力な証拠があるという。

報告書はまた、具体的な対策として学校での性教育、シートベルトとヘルメット着用の義務化、クリーンな調理用燃料の普及、飲酒年齢の引き上げなどを挙げている。

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