海洋汚染に抗議、環境団体が英コカ・コーラ本社前に彫刻設置

ペットボトルによる海洋汚染に抗議する彫刻が英コカ・コーラ本社前に設置された

ペットボトルによる海洋汚染に抗議する彫刻が英コカ・コーラ本社前に設置された

(CNN) ロンドンにある英コカ・コーラの本社ビル前に、重さ2.5トンの大きな彫刻が現れた。環境保護団体「グリーンピース」がペットボトルによる海洋汚染に抗議する目的で11日までに設置した。

彫刻は、海岸でくつろぐ家族連れの前でカモメがプラスチックを吐き出す場面を表現している。海中作品で知られる英彫刻家、ジェイソン・デケアス・テイラー氏が制作した。タイトルの「Plasticide」は、「プラスチック」による「殺害」を意味する。

グリーンピースは10日に発表した報告書で、コカ・コーラは毎年1000億本以上のペットボトル入り飲料を販売していると指摘。使い捨てのペットボトルは、同社が世界で生産している商品の容器の6割近くを占めるとしている。

グリーンピースで海洋汚染の問題に取り組む担当者はCNNに、「コカ・コーラ社によるプラスチック汚染の真の規模が初めて明かされる」「同社はこの10年間、詰め替えや再利用の流れに逆行して、使い捨てボトルの使用を拡大してきた」と語った。

「彫刻は重い。だが海には1分ごとにその十倍の重さのプラスチックが流れ出している」と、同担当者は語る。

一方コカ・コーラの報道担当者は、グリーンピースに対して「失望」を表明した。同社は今年の夏に再生可能な容器の使用に向けた戦略を発表するため、グリーンピースの意見を聞きながら立案を進めているところだという。

同担当者は「我が社の容器は消費財メーカーとしては珍しく、100%再生可能な材料でできている」と反論。英国ではすでに07年以降、容器の量を15%減らし、現在は全てのボトルに再生プラスチック配合率25%の材料を使っていると強調した。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]