新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策

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ベールで顔を隠した女性が毛沢東の像の前を歩く=14年7月、カシュガル

ベールで顔を隠した女性が毛沢東の像の前を歩く=14年7月、カシュガル

同自治区は天然資源が豊富で、習近平(シーチンピン)国家主席の主要政策である「一帯一路(シルクロード経済圏構想)」でも重要な地域と位置付けられ、主席は今年3月、自治区の安定維持のため厳しい統制の確立を求めた。

新疆ウイグル自治区での暴力発生をめぐっては、中国政府は過激派「東トルキスタン・イスラム運動」の配下にある戦闘員の仕業と主張。ただ、暴力とアルカイダ系、あるいは過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系の組織と関連付ける見方も多い。

今年2月にはウイグル族の強硬派が中国に戻り、大量流血を招く事態を引き起こすことを威嚇した長さ28分のビデオ映像が発見された。イスラム過激派の情報分析に当たる米民間企業「SITE情報グループ」はISISがこのビデオを制作したと結論付けていた。

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