タイで新国王即位、皇太子が「ラマ10世」に

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タイのワチラロンコン皇太子が新国王ラマ10世として即位

タイのワチラロンコン皇太子が新国王ラマ10世として即位

(CNN) タイのプミポン前国王が逝去して49日後の1日、長男のワチラロンコン皇太子(64)はタイ政府からの要請を公式に受諾し、新国王ラマ10世として即位した。

ラマ10世はラマ1世を開祖とし、1782年から続くチャクリ朝の後継者だ。

10月のプミポン前国王の逝去後、皇太子は即位する前に「喪に服す時間」が必要だと述べていた。この間、暫定摂政が王の代理を務めてきた。

ラマ10世は1952年7月生まれ。初めて国民の前にお目見えしたのは父王が撮影した映像で、全国の映画館で上映された。

英国とオーストラリアで教育を受け、1972年に皇太子となる。ラマ10世には姉のウボンラット王女(65)がいるが、王位継承を定めた法律で女性は国王になることが認められていないため、即位はできない。

ラマ10世はこれまでに3度結婚歴がある。2人の娘と5人の息子がいるが、公式に王子と認められているのはこのうち1人だけだ。

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