エボラウイルスに接触か カナダの研究所で職員隔離

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アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)でエボラ出血熱が発生し、患者3人が死亡した

アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)でエボラ出血熱が発生し、患者3人が死亡した

(CNN) カナダ保健当局は8日、中部マニトバ州ウィニペグにある国立の研究施設で職員1人がエボラウイルスに接触した可能性があることを明らかにした。

職員は7日、「外来性動物疾患センター」の実験室で、エボラウイルスに感染したブタを扱う実験に従事していた。同センターの研究チームは、エボラウイルスに対するブタの免疫反応を調べている。

実験室は病原体を扱う施設の中でも最も基準が厳しい「レベル4」に分類されている。職員は安全規定に従って防護服を着用していたが、退室時の除染作業で服の継ぎ目にすき間があいていたことに気付いたという。

職員が所属している食品検査庁の責任者は、「職員たちはリスクとその管理法を熟知している。適切な緊急対応策を全て講じた」と強調した。

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