中国政府、香港独立派2議員の就任阻む 前日には抗議デモ

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就任の宣誓時に「香港は中国ではない」という横断幕を掲げるなどしていた

就任の宣誓時に「香港は中国ではない」という横断幕を掲げるなどしていた

梁、游の両氏には無効とされた宣誓をやり直す権利も認められていたが、これに対しても香港当局が地元の裁判所に不服を申し立てている。香港の梁振英行政長官は7日、中国政府の今回の決定を執行すると表明した。

両氏と同時に選出された民主派の若手議員3人は、「中国が(宣誓にまつわる)騒ぎに便乗して、香港の司法制度と香港住民の政治的権利を踏みにじった」と非難。基本法についても「もはや香港住民の民主的権利を守れなくなった」と指摘した。

香港にある中国政府の出先機関前では今回の決定が出る前日の6日夜、数千人が集まって抗議デモを展開。デモ隊を解散させようと催涙弾を浴びせる警察に対し、雨傘で対抗した。

香港の袁國強・律政司長は7日、「司法の独立と解釈は、我々の憲法の枠内で共存できる」と述べ、香港の司法権が侵害されたとする見方を否定した。

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