トルコ南東部の検問所で自爆テロ 死者18人

攻撃を受けた後のセムディンリ。まだ煙がくすぶる

攻撃を受けた後のセムディンリ。まだ煙がくすぶる

(CNN) トルコのアナトリア通信によると、同国南東部のイラク国境付近で9日、爆弾を積んだトラックが警察署前の検問所に突っ込んで爆発し、18人が死亡した。

爆発は午前9時45分頃、イラク国境から約77キロ離れたハッカリ県セムディンリで発生した。

ユルドゥルム首相によると、兵士10人と民間人8人が死亡、兵士16人を含む多数の負傷者が出た。容疑者は軽トラックに約5トンの爆発物を積んで自爆したとみられる。

犯行声明は出ていないが、トルコ軍は少数民族クルド系の非合法武装組織「クルディスタン労働者党(PKK)」による犯行との見方を示した。

米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は犯行を強く非難する声明を出した。声明は、トルコの最大都市イスタンブールの警察署付近で6日、バイクに仕掛けた爆弾が爆発した事件も非難している。同事件ではPKKの関連組織が犯行を認めたとされる。プライス氏はPKKによる攻撃の激化に懸念を表明。「北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるトルコを引き続き支援し、あらゆるテロの撲滅に向けて協力する」との姿勢を確認した。

トルコ軍とPKKの間では昨年、和平交渉が決裂し、2年間続いた停戦が崩壊。アナトリア通信によると、その後の戦闘で治安部隊員数百人、PKKのメンバー約5000人が死亡した。

トルコはPKKや過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の脅威に直面する一方で、7月のクーデター未遂以降、非常事態宣言の延長を繰り返している。

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