「黒人の命も大事」、米男性射殺への抗議 欧州に波及

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ロンドンでの抗議デモで声を上げる参加者ら

ロンドンでの抗議デモで声を上げる参加者ら

(CNN) 米国で警官による黒人男性の射殺が相次いだことに対する抗議行動が、欧州各地にも波及している。週末にはロンドンやベルリン、アムステルダムの街をそれぞれ数百人が行進した。

米国では5日にルイジアナ州、6日にミネソタ州で黒人が警官に撃たれて死亡。これに対して全米各地で何百件もの抗議デモが行われ、警察との衝突で少なくとも309人が拘束された。7日夜にはテキサス州ダラスでデモの最中に銃撃事件が起き、警官5人が死亡した。

欧州のデモ会場でも米国内と同様、参加者らが「黒人の命も大事だ」と書いたプラカードを掲げるなどして抗議を表明した。

ロンドンの集会には1000人近い市民が参加した。このうち1人はCNNに「私たちは憎悪団体や過激派集団ではないことを分かってほしい。主張を伝えるために平和的に行進している」と強調した。

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