熊本地震の死者42人に 18万人が避難

捜索作業は「時間との闘い」

熊本県益城町(CNN) 熊本県で先週発生した地震による死者は、18日の時点で42人に達した。自宅の倒壊や余震による被害拡大の恐れから、約18万人が避難所での生活を強いられている。

熊本県の災害対策本部によると、県内では14日の地震で9人、16日の地震で少なくとも33人が死亡。さらに計1037人が負傷した。

悪天候や余震に見舞われている現地での捜索作業について、安倍晋三首相は「時間との闘いだ」と述べた。

気象庁の青木元・地震津波監視課長によると、熊本、大分両県では地震活動が続き、収まる気配がみられない。今後さらに建物の倒壊や、雨で地盤の緩んだ地区での土砂崩れに注意が必要だという。

甚大な被害が出た益城町の住民、マツオカキヨミさんは、倒壊した自宅の前で「信じられない」と語った。

美容院を営んで3代目となるマツオカさんの自宅は14日の揺れに耐え、家族は避難していた。ただ1人、家に残ると言い張った80歳の父も、16日に全壊したがれきの下から何とか脱出して助かったという。

マツオカさんは涙を浮かべながら「ここで40年以上やってきた。何があっても店を立て直す」と話した。

現場からの映像によると、スーパーなどでは商品が底をつき、避難所に食料や水を求める住民らの列ができている。避難所では、限られた食料が高齢者や子ども優先で配られたという。多くの地域で電力や水の供給が停止し、住民らは余震の恐怖におびえながら昼夜を過ごしている。

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