イラク軍が要衝ラマディに進攻、中心部奪還へ

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奪還に成功するも、ISISによる反撃の可能性は残されている

奪還に成功するも、ISISによる反撃の可能性は残されている

(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が支配しているイラク西部の要衝ラマディ中心部の奪還に向け、イラク軍が22日、同市内に進攻した。作戦完了までには2~3日かかる見通しだという。

イラク軍兵士とイスラム教シーア派民兵で構成する部隊が22日午前、ユーフラテス川の支流を渡り、ラマディ南東部の地区へ攻め込んだ。

イラクで昨年からISIS拠点を空爆している米軍主導の有志連合が仮設の橋を建設し、上空から作戦を援護した。有志連合の報道官を務める米軍大佐は「この展開に勇気づけられている」と語る一方、イラク軍がラマディを解放するにはしばらく時間がかかるとの見方を示した。

ラマディはイラクのスンニ派人口が集中するアンバル州の州都で、バクダッドからの距離も約110キロと近いことから、戦略的に重要な都市と位置付けられてきた。

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