ブルキナファソで軍事クーデター、大統領や首相拘束

2015.09.18 Fri posted at 10:09 JST

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(CNN) 西アフリカ・ブルキナファソで、暫定大統領や首相が大統領警護隊に拘束される事態が発生した。軍は17日、全権の掌握を宣言している。

国連によると、同国の首都ワガドゥグで16日、大統領警護隊が閣議に乱入してカファンド暫定大統領やジダ首相らを拘束した。大統領や首相がどこに連行されたのかは分かっていない。

17日には軍が放送を制圧して「国家民主評議会」を名乗り、暫定政権を終結させると宣言。コンパオレ前大統領の側近だった元軍司令官のジルベール・ディエンデレ氏が新指導者になると発表した。コンパオレ前大統領は27年間にわたった長期政権の末、昨年の抗議デモ激化で退陣していた。

軍当局者は国営放送で、暫定政権について「合意に基づく民主主義」を確立できなかったと批判。暫定大統領を排除して政権を解散させ、広範な連立を形成して包括的な選挙を目指すと表明した。

首都ワガドゥグの大統領府前には17日、市民らが集まって抗議デモを展開した。同市に滞在しているジャーナリスト団体の代表によれば、兵士がデモ制圧のため、宙に向けて銃を発砲したという。

国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、カファンド暫定大統領らの拘束を非難する声明を発表。フランスのオランド大統領も、暫定大統領の解放や暫定政権の復帰を求めた。

ブルキナファソでは10月11日に総選挙が予定されている。

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