マレーシア北部で24人の遺体発見 人身売買被害者か

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(CNN) マレーシア警察によると、同国北部のタイ国境付近で新たに、人身売買の被害者とみられる24人の遺体が埋められているのが見つかった。

当局者らによれば、遺体は22日、北部ペルリス州ワンケリアン地区で発見された。すべて隣接するケダ州の病院へ運ばれ、解剖が行われている。

この一帯の密林には人身売買業者がかなり前から収容所を設置していたとみられ、被害者とされる遺体が相次いで見つかっている。5月には同じ地区で139の集団墓地と28の不法キャンプが見つかった。密林から切り出した木で囲いを設け、最大300人を収容していたとみられる。

国境を越えたタイ側でも最近、人身売買の取り締まり作戦で複数の収容所や集団墓地が見つかり、数人が逮捕された。収容所が長期間にわたり当局に見つからないまま存続していたことに対しては、取り締まりの甘さを指摘する声が上がっている。

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