支援と引き換えに性行為 国連平和維持活動で不正横行

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(CNN) 紛争国の平和維持のために派遣されたはずの国連平和維持活動の要員が、派遣先の国で性的搾取や児童虐待、権力の乱用などに関与している実態が、国連内部監査部(OIOS)がこのほどまとめた報告書で浮き彫りになった。

2010年以来、違反件数は減少しているものの、派遣先の住民に対する性的搾取は依然として横行。報告された事例のうち、3分の1以上は被害者が未成年だった。

性行為と引き換えに支援を提供している事例も確認された。こうした行為は権力の乱用に当たるとして国連が禁じているにもかかわらず、見えないところで横行しているという。

国連ミッションの要員が絡む問題の報告件数が多かった活動対象国はハイチ、コンゴ(旧ザイール)、リベリア、スーダン、南スーダンの順だった。

ハイチでは面接調査で231人が、教育や食糧、避難所などの支援と引き換えに国連ミッションの要員と性的関係を持ったと告白した。

リベリアの首都モンロビアでは、18~30歳の女性の4分の1以上が金銭と引き換えに性的関係を持っていたことが分かった。

しかしこうした不正が明るみに出たとしても、被害者に対する支援は行き届かないのが実態だという。

報告書では対策として、要員を派遣している国との交渉や、被害者を支援する態勢の確立、司令官による不正防止対策の徹底を促している。

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