転覆の中国客船、431人の遺体を収容

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乗員乗客ら456人中、431人の遺体が収容された

乗員乗客ら456人中、431人の遺体が収容された

(CNN) 湖北省の長江で客船「東方之星」が転覆した事故で、中国の国営メディアは8日までに431人の遺体が収容されたと伝えた。

乗船していた456人のうち、これまでに14人の生存が確認されたが、11人が依然として行方不明となっている。

5日には船体を巨大クレーンでつり上げる作業が行われ、水面上に現れた船室の内部を救助隊員がくまなく捜索している。しかし2日に2人が救助されて以来、生存者は発見されていない。

事故原因をめぐっては多くの疑問点が指摘されている。当局は船長と機関長を拘束して事情を聞いているが、船が竜巻に遭ったこと以外、供述内容は公開されていない。この水域を航行していた多くの船のうち、同船だけが大きな被害を受けた理由も不明のままだ。

同船を運航していた「重慶東方汽船」は弁護士を通し、犠牲者の遺族に謝罪を表明。原因究明へ向けて当局の捜査に協力していると説明した。

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