米軍、南シナ海の偵察強化へ 中国は「挑発」に相当と警告

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米国が南シナ海の偵察強化を検討

ワシントン(CNN) 米国は14日までに、偵察機と艦艇の配備を通じて南シナ海での領有権を主張する中国を牽制(けんせい)する考えを明らかにした。同海域で続く中国と周辺諸国の領有権争いに対して、直接的な関与を強める動きとみられる。

東アジアの地域情勢をめぐり、特定の当事国に公然と肩入れするのを避けてきた米国だが、ここへきて従来の方針を大きく転換した格好だ。

米海軍は声明を出し、沿岸海域戦闘艦(LCS)「フォートワース」が1週間にわたる南シナ海スプラトリー(南沙)諸島周辺での偵察を終え、補給のためにフィリピンに到着したと伝えた。

海軍によれば最新鋭のLCSが南沙諸島付近の公海に展開したのはこれが初めて。南沙諸島をめぐっては、中国、ベトナム、フィリピン、マレーシアが領有権争いを繰り広げている。

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