仏紙襲撃でDNA鑑定、ギリシャでも逮捕者 テロ捜査進む

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ベルギーにもテロの危険性

ベルギー(CNN) フランスの連続テロ事件やベルギーでのテロ組織摘発に絡み、欧州各地で対テロ捜査が進められている。

仏連続テロを調べている捜査当局は同日までに、ユダヤ系食料品店立てこもり事件のアムディ・クリバリ容疑者の車から検出されたDNAの鑑定を行った。捜査の進行状況に詳しい情報筋によれば、すでに逮捕されている人物のDNAと一致したという。

捜査当局はさらに、クリバリ容疑者の銃からも別人のDNAが検出されたとして、この人物の行方を追っている。

一方、仏風刺週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件のサイド・クアシ容疑者と弟のシェリフ・クアシ容疑者を巡っては、仏情報当局による過去の不手際が相次いで判明している。

両容疑者はかつて一時、仏当局の監視下に置かれていた。捜査筋がCNNに語ったところによると、当局はシェリフ容疑者がテロ活動をやめて偽造品販売の事業を始めたとの判断に基づき、2013年11月に同容疑者への監視を打ち切っていた。しかし実際には、この事業からの利益が武器の購入に使われていたという。

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