エアアジア機墜落、補償金総額は乗客1人約1500万円

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残骸は消息を絶った場所から100~200キロ離れた場所で発見されたという

残骸は消息を絶った場所から100~200キロ離れた場所で発見されたという

航空事故の犠牲者への補償額を決める場合、通常はモントリオール条約などの国際条約が大きな目安となる。同条約は現在、1遺族に対する補償額の最低額を約17万4000ドルとしている。

ただ、同条約の規定は条約を批准した国のみに適用され、8501便が出発したインドネシアは承認していない。

8501便の乗客らの遺族がより高額の補償金を求め法廷闘争に訴える可能性もある。それだけに今回の事故に絡む補償金問題が全面的に決着するまでには長期間要するとみられる。

東南アジア上空で昨年3月に突じょ交信を絶ち、行方不明となっているマレーシア航空370便の場合、乗客の家族は一時金とする支払いを受けているが、最終的な補償額についてはまだ決まっていない。

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