中国の薬剤師試験で集団カンニング、2440人を摘発

香港(CNN) 中国で今月実施された薬剤師の国家試験の最中に、無線で送られた解答を受け取ったとして、約2440人の受験生が摘発されたことが28日までに分かった。

試験は18~19日、国内7カ所で実施され、2万5000人が受験した。国営メディアによると、会場の試験監督が異常な無線信号に気付いたことから不正が発覚した。

会場に送り込まれた偽の受験生らが問題を覚えて退席し、これを基に作成した解答が暗号で配信された。受験生らは約3万5000円の料金を払い、イヤホンや「電子消しゴム」でこれを受信していた。

当局者によると、不正が見つかった受験生は今後2年間受験を禁止される。

北京の教育評論家は「これほどひどいケースではないにしろ、不正受験は珍しくない。技能を身につけることより資格を取ること自体を重視する風潮があるためだ」と話す。中国の大学入試会場では不正行為を目的とした機器の持ち込みを防ぐため、金属探知機を導入するなど空港顔負けの警備態勢が敷かれるという。

受験生の親も不正に抵抗はないようだ。湖北省では2012年、不正をとがめられた受験生たちの親が、「みんなやっているのにうちの子だけをなぜ責めるのか」と抗議する騒ぎが起きた。

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