ウクライナ大統領、停戦延長せず 「領土を解放する」

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ウクライナのポロシェンコ大統領

ウクライナのポロシェンコ大統領

(CNN) ウクライナのポロシェンコ大統領は7月1日未明、親ロシア派武装勢力との停戦を延長しないと発表し、「われわれは進撃して領土を解放する」と宣言した。停戦は6月30日深夜に期限切れとなった。

同国東部では政府軍と親ロシア派が対立し、全面的な内戦の危機が指摘されてきた。大統領は6月20日に1週間の停戦を宣言し、27日に3日間の延長を発表していた。

ポロシェンコ大統領は30日夜にロシアのプーチン大統領や仲介役を務めるドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領と電話で会談した後、「私は平和を目指しているが、安定維持には全当事者の協力が必要だ」と強調。親ロシア派が停戦に従っていないと指摘した。

一方ロシア当局によると、プーチン大統領は電話で「停戦延長の必要性と信頼性のある監視体制の確立」を強調したという。

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