仏カンヌでまた宝石盗難、52億円相当

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フランス・カンヌで宝石盗難

パリ(CNN) フランス南部の保養地カンヌで28日、ホテルで開催されていた宝石展示会に何者かが武器を持って侵入し、宝石約4000万ユーロ(約52億円)相当を奪って逃走した。地元当局者が匿名を条件にCNNに語った。カンヌでは5月にも相次いで数百万ユーロの宝石が盗まれる事件が起きていた。

地元検察当局者は、同日午前にホテルから宝石が強奪されたと述べたが、被害額は明らかにしなかった。犯人は帽子とスカーフで顔を覆い、展示会の主催者や来場者を銃で撃つと脅したという。現場には警備員もいたが、武装していなかった。

カンヌでは今年5月、国際映画祭の期間中にホテル客室の金庫とパーティー会場から相次いで総額数百万ユーロの宝石が盗まれたばかり。

隣国ベルギーでは今年2月、武装グループが空港に侵入し、大量のダイヤモンドを奪って逃走した。同事件ではこれまでに30人以上が逮捕されている。

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