インドで集団暴行事件、被害者は旅行中のスイス人女性

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集団暴行事件に抗議する人々=2012年12月

集団暴行事件に抗議する人々=2012年12月

(CNN) インド警察は17日までに、同国中部のマディヤプラデシュ州ダティアで、夫と自転車で旅行していたスイス人女性が数人の集団にレイプされたと明らかにした。警察はこれまでに20人を拘束または尋問した。夫婦は捜査の間、現地にとどまっているという。

警察幹部がCNNに語ったところによると、夫婦は2月3日に西部ムンバイに入り、そこからインド国内を自転車でめぐっていた。林の近くでキャンプしている時に襲われたという。

犯人は5~7人のグループで、女性の夫も殴られた。ノートパソコンと携帯電話、現金1万ルピー(約1万8000円)を奪って逃走したという。女性は病院で手当てを受けた。

スイスの駐インド大使は、被害者の治療が優先だとしたうえで、地元当局と連絡を取り迅速な捜査を求めていると述べた。

同国では、昨年末に首都ニューデリーのバスで起きた集団レイプ事件をきっかけに大規模な抗議デモが広がり、当局が性犯罪への刑罰強化などに取り組んでいる。

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