中国の「闇の留置所」、中央政府への請願者軟禁が横行か

天安門広場を警備する当局者

天安門広場を警備する当局者

冒頭の女性によると、軟禁されたのは、英ホテルチェーン大手インターコンチネンタル・ホテル・グループ(IHG)が運営する「ホリデイ・イン・エクスプレス南匯嘴」。HRWの専門家は、欧米系のホテルが軟禁場所に利用されたという情報は初めてで、「注目に値する」と指摘する。

IHG側はCNNの取材に対して、今年3月にホテルの客が軟禁されていたことを示すものは何もないと説明。徹底的な調査を行った結果、「ホテルのオーナーが(夫妻の)今回の滞在について知っていたり、地元政府と協力したりしたという証拠は何も得られていない。ホテルは中国の法令に基づき運営されている」と回答した。他の中国国内にあるIHGのホテルと同様、同ホテルは地元業者が所有しているが、運営はIHGが担っている。

CNNが夫妻の地元当局に問い合わせたところ、夫妻の請願については知らないと語った上で「請願の手続きは開かれている」と回答。中央政府の公安局に夫妻の主張に対するコメントを求めたが、今のところ回答はない。中央政府は昨年、暴力を伴う立ち退きを不法とし、補償を含む新たな保護手段を提供する規則を発表している。

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