シリア政府軍機、トルコとの国境付近で空爆

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シリアでの内戦を逃れ避難してきた人々

シリアでの内戦を逃れ避難してきた人々

(CNN) シリア政府の戦闘機は14日、反体制派の拠点であるトルコとの国境付近の町ラスアルアインを空爆した。

トルコのユルマズ国防相は同日の記者会見で、「(トルコは)国境を越えたシリアの飛行機やヘリコプターに対処する」とシリアの動きを牽制(けんせい)した。

トルコ政府関係者によると、シリア政府軍によるラスアルアインへの空爆により、12日と13日の2日間に計5000人のシリア人が国境を越えてトルコに逃れたという。

シリアの反体制派、地域調整委員会(LCC)によると、シリア政府軍の戦闘機はシリアの首都ダマスカスやシリア北部の複数の紛争地域も空爆を行ったという。LCCは14日の戦闘による死者は100人に上ったと発表した。

米国のクリントン長官は同日、シリア国内および近隣諸国に逃れたシリア国民に3000万ドル規模の新たな食料支援を行うと発表した。これにより、米国のシリアへの人道支援の総額は2億ドルに達する。

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