タリバーンに銃撃された少女、重体 パキスタン
(CNN) パキスタンでイスラム武装勢力タリバーンを批判するブログを執筆していた14歳の少女がタリバーンに襲撃された事件で、搬送先の病院の医師は11日、少女が重体であると発表した。当局は別の病院への移送を検討している。
マララ・ユスフザイさんは9日、学校のワゴン車に乗っていたところを銃撃され、クラスメートの2人とともに重傷を負い、病院に搬送された。マララさんは10日に頸部に残った銃弾を取り除く手術を受け、病院関係者は同日、少女は「満足のいく状態」と発表していたが、11日になって重体であると明らかにした。