金第1書記、大延坪島砲撃部隊を視察 「聖戦に備えよ」と鼓舞

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米韓軍事演習の一環としてガスマスクをつけた訓練を行う韓国警察

米韓軍事演習の一環としてガスマスクをつけた訓練を行う韓国警察

(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が2010年の韓国・大延坪島(テヨンピョンド)への砲撃を実行した茂島防御隊などを視察し、米韓両軍による指揮所演習を間近に控え、「聖戦に備えよ」と将兵を鼓舞したと伝えた。

米韓による演習は今月20日から31日まで行われる。

KCNAによれば、金第1書記は将兵らに対し、「敵の全ての動きを油断なく見張り、北朝鮮の領土にたとえ弾が1発でも落ちたならば、敵へ致命的な反撃を直ちに加える絶好の機会を逃すな」と指示したという。

10年11月の大延坪島砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以来初めての北朝鮮による韓国領土への直接砲撃で民間人2人と兵士2人が死亡した。

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